パクチーハウス東京からPAX Coworkingへ – 旅と平和代表 佐谷恭氏(3/6)

The Value Talk 3 株式会社旅と平和 代表 佐谷恭さん

  1. 原点は学生時代のアジア旅行
  2. 起業とパクチーハウス東京への道
  3. パクチーハウス東京からPAX Coworkingへ
  4. 本物の旅人を集めるために
  5. 東日本大震災とシャルソン
  6. 5年後のことは言えるけど決めない

Chapter 3:パクチーハウス東京からPAX Coworkingへ

古森
そのようにして始まったパクチーハウス東京ですが、今では平日でも満員、いや超満員の活況ですね。人々の交流も生まれていますか。
佐谷
おかげさまで、いろいろな動きが生まれています。パクチーハウス東京は「交流する飲食店」というコンセプトで、貸切りはお断りしており、席もできるだけ相席でお願いしています。たまたま座ったお隣さん同士で、珍しい料理が出て来ると「なにそれ?」「食べてみる?」などといった会話が生まれています。そして、店で知り合った方々でイベントを開催したりすることも。

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古森
狙い通りというわけですね。ところで、パクチーハウス東京の上の階にコワーキング・スぺースの「PAX Coworking」を作られたのも、やはり交流コンセプトからですか。東京で最初のコワーキング・スペースだったという話を耳にしましたが。
佐谷
そうですね。パクチーハウス東京で様々な交流が生まれていくのを見ていて、そういう感じで仕事も進められたらいいなと思いました。「パーティーするように仕事をする」というコンセプトです。何よりも、私自身、会社のオフィスや会議室で仕事をするのが好きではありませんでしたし、楽しく交流しながら仕事ができたらいいなと思いまして。このコワーキング・スペースでも既に交流効果が出ていまして、少数ながら一緒に会社を作ってしまった人たちもいます。
古森
パクチーハウス東京も、PAX Coworkingも、ともに交流の場として活性化しているようですね。素晴らしいです。

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