ふと思う系

論理的な話がニュートラルな真実であるとは限らない。むしろ、そうではないことの方が多い。

かなりの度合いで論理的な話は、話し手の自己正当化。それを意識的にやろうと無意識にやろうと、自分が良いと思っていることとは違うことを、わざわざ論理的に語るなんて人は少ない。そもそも客観的だと思える物事でも、それを客観であるとみなせる主観の枠内にある。個人の意図を離れた論理には力がある。

しかし、よく出来た論理よりも、丸出しの主観的野生、欲望、夢などの開示の方が、聞き手の論理脳を超えてスッと受け入れられることがある。

【ふと思う系】古森 剛 (著) 単行本
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【ふと思う系】単行本(ソフトカバー)– 2015/12/10

古森 剛 (著), 畑上 照夫 (写真)
単行本(ソフトカバー) 1,968円